2012年10月9日火曜日

二十四節気とは~寒露、総合 #1


昨日10月8日は、二十四節気でいう寒露であったようだ


寒露とは、冷たい露が結び、秋が本番になってきた時期を示す


そういえば空気が急に冷たくなり、木々がなんとなく紅葉し始めているのが見え始めた


二十四節気は感覚と良く合っているようだ




そもそも、二十四節気とはなんなのか


古代中国で作成された太陰暦では、月の満ち欠けを基準にしていた


しかし、これは太陽の位置と無関係であるため暦と季節のあいだにズレが生じた


そこで、本来の季節を知る目安として、太陽の運行をもとにした二十四節気が暦に導入されたのだ


一番身近に二十四節気が使われている例は、旧暦である


旧暦は明治5年まで使用された、日本最後の太陰暦「天保暦」の規則に準拠している


天保暦は、月の名前を二十四節気によって決めているのだ




では、二十四節気とはどのようにして決められているのか


求め方には、恒気法と定気法がある


恒気法とは、一年の日数を二十四等分(15.22日)して名付ける方法


定気法とは、太陽の黄道上の位置を二十四等分(15度)し、その点を通過する瞬間で決める方法


である


寛政歴までは恒気法が採用されていたが、天保暦では定気法が採用されたため、現在政府から公表される二十四節気では、定気法により求められている





暦や二十四節気は、知ってみると意外と面白いものだ




(参考)
・ http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyomi.vis.ne.jp/24doc.htm#doc1
・ http://iroha-japan.net/iroha/A04_24sekki/
・ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%9B%9B%E7%AF%80%E6%B0%97


0 件のコメント:

コメントを投稿